マツダの中古車を売る-マツダの中古車を買う
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ロータリーエンジン
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ロータリーエンジンは、ピストンの代わりにローター(回転子)を用いたオットーサイクルエンジンです。発明者はドイツの技術者フェリクス・ヴァンケルです。 熱機関としての動作は、ピストンがローターに置き換わった事を除けば、通常のピストンエンジンと同等のものです。 なお、日本での「ヴェンケルエンジン」の呼称は、東洋工業(現在のマツダ)が命名した「ロータリーエンジン」が一般的となっていますが、英語でrotary engineというときは、エンジン本体がプロペラとともに回転する構造の航空機用レシプロエンジンを指すことがほとんどであり、日本語でも航空用語としても用いる場合はそちらを意味することが多いです。しかしヴェンケルエンジンが航空機に用いられている例もあり、文章や論文で用いたり、また表記されていたときには、混同しないよう注意が必要になります。脱化石燃料の次世代内燃エンジンとして期待される、燃料に水素を使ったものに関しては水素ロータリーエンジンも参照してください。
ロータリーエンジンの実用化までの歴史
昭和34年、当時の西ドイツのNSUがフェリクス・ヴァンケルと共にロータリーエンジンを試験開発したと発表しました。国内では、昭和40年の乗用車輸入自由化に向け、通産省主導による自動車業界再編が噂になりました。後発メーカーである東洋工業はその波に飲み込まれ、統合・合併の危機が迫っていました。「技術は永遠に革新である」をモットーとする松田恒次社長は事態打開を目指し、昭和35年にNSUと技術提携の仮調印を行いました。契約に際してNSUから提示された条件は以下のようなものでした。
■10年で契約金は2億8000万円
■東洋工業が取得した特許は無条件でNSUに提供
■ロータリーエンジン搭載車販売については、1台ごとにNSUへのロイヤリティーが発生
この条件はあまりにも一方的な内容で、しかもNSUから送られてきた試作エンジンは、とんでもない欠陥を残したままの未完成品ともいうべきものでした。アイドリング時の激しい振動、おびただしい白煙、オイルの過大な消費、さらにチャターマークによって40時間でエンジンが停止。この当時のロータリーエンジンは試験開発には成功したものの、とても実用化できるレベルのものではなかったのです。こうして東洋工業は次世代エンジンとされたロータリーエンジンの開発・実用化という社運を賭けた挑戦を行うこととなりました。山本健一を筆頭とするロータリーエンジン研究部がその任にあたりました。しかし開発は困難を極め、業界内ではロータリーエンジンに対する様々な批判・悪評が飛び交い、それは社内にすら広がりました。それでも途方もない時間、労力、資金、そして情熱を費やして開発は続けられ、アペックス・シールへのクロス・ホロー加工、ゴムのオイルシール、アルミニウムカーバイドを材料とするアペックス・シール、ローターハウジング内面への硬質クロームメッキなどの新技術によって、連続稼動時間は200時間、400時間と増していきました。昭和38年には第10回全日本自動車ショーに400×1ローター・400×2ローターの試作エンジンを展示。翌年の昭和39年にはコスモスポーツのプロトタイプを展示しました。この時、当時の松田社長が自らコスモスポーツのハンドルを握って広島から到着、帰路には各販売会社、メインバンクの住友銀行、池田勇人首相などを訪問したというエピソードも残っています。昭和40年、昭和41年と続けて展示され、その間、試作車による10万kmに及ぶ連続耐久テストを含む、総距離300万kmにも達する走行テストが行われた。テストは各地のディーラーに委託されたコスモスポーツ60台により、1年の期間を費やして実施され、昭和42年5月30日、コスモスポーツは満を持してついに発売となりました。昭和36年1月のロータリーエンジン試作1号機から、6年の歳月が流れていました。1985年までに、ロータリーエンジンの研究に携わっていた各メーカーが開発した特許件数は以下の通りです。
NSU - 291件
ダイムラー・ベンツ - 299件
フォード - 22件
これに対してマツダの開発した特許は1302件にのぼります。
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